当たりをつけるということ
僕の本業は職人です。
かなり精密なものを作っています。
人の命に関わる重要なものです。
中には測定器でも測れないものを作っています。
1/10000ミリという代物を手がけているのが自慢です。
まあそれはいいとして。
測定器に数値が出ないものは「当たりをつける」んです。
段々と正解に近づける作業です。
時には真逆に振ってみるんです。
すると全然違う結果になるので「全然違う」ということが分かるわけです。
僕は副業でWeb制作をしています。
その最中にも試行錯誤をたくさんしました。
この言語をやろうか。あれはやめておこうか。とかですね。
さらにはWebデザイン、Webマーケティング、Webライティングもやってみました。
これは適性があるかないか、自分という媒体がそのスキルに向き合った時に稼げるかどうかの「当たりをつける」作業をしていたわけです。
すると段々と稼げるようになりました。
しかし、中には稼げないものにずっと同じものと向き合っている人もいます。
少なくとも、僕からはそのように見えました。
僕にはある人が浮かんでいます。
稼げない期間が長くても関係ないかもしれません。もしかしたら趣味でやっているだけなのかもしれません。
忍耐強い人にも見えますし、非効率的にも見えます。
だだし、これはあくまで僕の主観であり、偏見です。
「稼ぐ」がゴールではなく「それを極める」がゴールであるのならば、もっと効率的に「当たりをつける」ことを勧めるのは野暮というものです。